資格といえばTACというイメージがあるくらい認知されている、1部上場企業のTAC。
TAC USCPAコースの評判や実際に僕が感じた事を書いていきます。
TACのメリット
- ベッカー教材が利用できる
- 割引を利用すると結構安くなる
TACは海外最大手のベッカーというUSCPA参考書会社と提携し、ベッカーの教材+TACの教材といった2つの教材を提供しています。
このベッカー教材を利用できるのが最大のメリットです。
USCPA合格者の成績上位10位の人のほとんどが、このベッカーを利用しています。
TACの教材について
TACの講義は黒板に板書していく昔ながらのスタイルです。
紙のテキストは分かりやすく書いてあり、初学者でも理解できます。
ベッカー教材について
ベッカー教材は素晴らしいです。紙とeラーニングが用意されています。
eラーニングはIDを登録することで、答練も可能です。ベッカー教材が海外で人気NO1なのもうなずけます。
割引に関して
TOEICや簿記に対しての有資格者割引が多く存在します。また株主優待で受講料を割り引く事も可能です。
割引優待は金券ショップや、ネットオークションにもでています。
TACのデメリット
- 校舎がアビタス、プロアクティブと比較すると汚い
- 黒板を書いていくスタイルなので、待っている時間が無駄
ここまでは個人の感じ方もあるので、デメリットにあげなくても良いのですが、次にあげる項目は忙しい人には致命的だと思います。
- 受験資格をそろえるための、単位試験が自宅で受験できない
- スタッフが受験手続きに関して理解していない
- 教材のボリュームがありすぎる
- 自宅で単位試験が受けられない
まず、受験資格を揃えようとした時に、アビタスとプロアクティブは自宅で単位試験が可能です。忙しい人でも空いた時間で受験資格を満たせます。
TACはプロメトリックテストセンターまで足を運んでの受験になるので忙しい人は、受験資格をそろえるのが大変です。
スタッフがUSCPAの受験手続きを知らない
色々な資格を扱っているための弊害ですが、スタッフがUSCPAについて知らないため、窓口で質問をしても回答はもらえません。
もちろん、詳しい方から後で回答をもらえますが、忙しい人にとっては、その場で回答をしてもらった方が楽です。
アビタス、プロアクティブは受験手続きの事であれば、窓口ですぐに回答がもらえます。
教材のボリューム
他のスクールに比べ講義回数が倍近くになっています。
ベッカーは会計を学習している人を前提に作成されています。そのためベッカーを理解するために、TACが作成した教材をまずはじめに学習することになります。
僕はこのテキストの分量に圧倒され、TACを選択肢から外しました。
まとめ
TACは総合商社のように様々な資格を扱っています。そのため力を入れている資格とそうで無い資格が存在します。
残念ながら、USCPAはそこまで力をかけていない資格だと思われます。
黒板スタイルの動画に対しアレルギーが無く、テキストの分量にも圧倒されない方(最後まで学習できる方)は問題ないと思います。