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回答が溜まっておりひとつ、ひとつ返せないため記事として回答させていただきます。
監査法人の就職状況
2019年、2020年の就職状況は厳しくなりますか?とよく質問をいただきます。
2020年までは景気が上がり続けると言われています。監査法人もそれに伴い、全く人が足りておらず、売りて市場の状態でした。
現在は、2018年のような売り手市場ではなっくなってきています。しかしながらBig4の中でも、2018年の頃と変わらずに積極的に採用を行っている法人もあります。
2018年のような、Big4すべての法人が、人不足で採用基準を下げている状況では無くなったかな? といった感覚です。
Big4でも足りていないところは全然足りていないので、中小監査法人まで視野にいれるなら、2020年までは、30歳前なら就労経験無くても行けるんじゃないかなと思います。
経理とかについて勉強しながらUSCPA目指したほうが良いか?
会計事務所に勤めながらや、経理に転職しながらUSCPAを目指したほうが良いか?質問をいただきました。
経理で学んだことは、もちろん役には経ちますが、監査法人内(私の所属しているところ)でそこまでアドバンテージにはなっていません。
仕分けが出来ないUSCPAと言われますが、仕分けをする必要がないので出来ないわけです。
色々な経験を持つことで仕事の幅・深みは出来ますので、出来ないよりも出来たほうが良いです。
しかしながら、監査法人への転職したいために、USCPAを取るのであれば、わざわざ会計事務所や経理に転職するよりも、今いる慣れた環境の職場で定時に上がり、勉強時間を確保し最短で合格したほうがコスパは良い気がします。
会計事務所の場合、何を経験できるかですが、会計未経験で就業した場合雑用に近い形で、大したスキルを身に着けられないのかな?と思っています。
退職して学習専念。現在科目合格中。合格できるか不安?一般企業に就職したほうが良いか?
経済的に学習が続けられる状況であれば、全科目合格までやり切った方が良いかなと思います。おそらく後々後悔しちゃうんじゃ無いかなと思います。
30歳までであれば、就職は出来る景気なので頑張って勉強して、全科目合格して監査法人に入った方が、その後の人生変わってくるかなと思います。
知り合いにUSCPA目指してたけど止めて、今は上場企業の代表取締役になっている方も数名いますが、そういった方はレアケースかなと。大多数は、あの時もっと勉強してればって後悔の念が出ると思います(少なくとも私は後悔します)。
グローバル企業に転職を考えた場合、USCPAまたは簿記1級のどちらが有利?
一般事業会社の場合資格よりもいままでの実務経験を評価するので、どちらが有利とは言いづらいのが本音です。
でも、私ならUSCPAを先に取ると思います。
理由はグローバル企業で働いた場合、海外支社勤務や取引先と名刺交換した場合、USCPAと名刺に記載があったほうがメリットが多そうだからです。
経理として一生スキルを高めるのであれば簿記1級でも良いと思います。でも、簿記1級取れるのであればUSCPAも取っておいたほうが、良いかなと思います。
理由は名刺にかけるだけでは無く、USGAAPやIFRSの原文を読める為(USCPAだから読めるわけでは無く、USCPA試験に合格できるのであれば読めるようになっている)です。