USCPA(米国公認会計士)合格後に思うこと

USCPA (米国公認会計士)は費用対効果の高い資格

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「おすすめの資格とかありますか?」と、大学時代のゼミの後輩に聞かれました。

僕はUSCPAに出会い、人生が変わったと思っているので自信をもって英語にアレルギーが無いのであればUSCPAをオススメするよ。と伝えました。

「USCPAですか、アメリカの会計士ですよね。日本の会計士でも難しいのにアメリカの会計士試験なんて大変でしょ。しかも取得しても日本公認会計士や、弁護士の様に独占業務が出来るわけじゃない」と返答が返ってきました。

確かにそうですよね、まだまだ認知されていない資格ですよね。確かに、独占業務はできないけど、僕のように監査法人に入ることは出来るし、お給料もソコソコいいはず何だけどな。しかも、難しいけど日本の会計士みたいな試験制度ではないので努力が報われやすい資格だと思う、と後輩には伝えました。

USCPA試験は難しいのか?

まず、「難しそう」って部分だけど、確かに簡単な資格ではないけど、日本の公認会計士試験に比べれば努力が報われるだと思います。

日本の公認会計士試験は合格者数が最初から決められているので、自分よりも点数の良い人がいると受からない試験制度です。そのため試験問題も一般的な問題ではなく、重箱の角をつつくような試験問題が出たりします。

一方、USCPA(米国公認会計士)試験は、75点以上取った人であれば、何人でも合格させる制度なので試験問題自体はスタンダードな問題なので対策が立てやすいです。

また、USCPA試験は科目ごとの受験が、自分の好きなタイミングでできるので、学習コンディションが最高の時に受験することが出来ます。

こういった事から、USCPAは合格しやすい(努力が反映されやすい)資格試験だと思います。

USCPAは、なぜ投資効果が高いか?

僕は、働きながら取得できる(僕はフリーターだったけど)資格で、一番投資効果の高い資格だと思う。働きながら合格できる試験で思い浮かぶのは、中小企業診断士や簿記1級あたりだと思います。

30代前半であれば、会計未経験でもUSCPA試験合格後に監査法人に入ることは充分可能です。(景気に左右されますが…)

監査法人で学ぶこと

USCPA資格ではで日本の監査は出来ないけれど(厳密には監査証明のサインができないだけ)、監査法人にはいることで、プロジェクト単位での仕事の進め方、通常の会社では経験できないスキルセット、世界共通言語の会計というスキルを高める事が可能です。

もちろん、上記のように通常の会社では経験できない事を経験するので、ライフワークバランスで辛い場面も出てきます。

でも、本当に辛いな−ってなったら、転職しちゃえばいいんです。割りと多くの一般事業会社が監査法人経験者を採用してくれます。

また、監査法人内じたい転職に関してオープンなので、今何処の採用進んでる、どこの業界が評価が高い等、スタッフ間で情報交換しています。

USCPAで学んだ事は違う分野でも活きる

USCPAで学ぶのは会計がメインになるけど、FinanceやIT部分も学びます。ただ、うすーく学ぶので、専門力として仕事に活かすには別途学習が必要になるかなと思います。

けれど、0の知識から始めるのでない学習なので、比較的楽に足りない知識を補うことが可能です。

実際に、同僚でM&Aのプロジェクトに関わる時に、足りないFinace部分を学習し、Financeにハマってしまい、Finance専攻の大学院に進学した人もいます。ちなみに彼は大学院卒業後、外資証券で働いています。

僕はITに興味がでてUSCPA取得後に、CISAという公認情報システム監査人という資格を取得しました。

まとめ

働きながらの資格取得になると、試験の難しさよりも、自分のモチベーションが続くかが肝になります。

USCPAは上記で述べたように費用対効果が高いのに加え、科目ごとに合格が出来る試験のため、モチベーションの維持もしやすいです。

全科目合格には1年以上必要になるかもしれませんが、1科目に絞れば5ヶ月くらいで合格することも可能です。

まずは、1科目合格を目指して学習することをオススメします。

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